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2006/11/20

サーバ性能管理 sarコマンドの使い方


まず、FedoraCore6インストール時にはsarが動作するパッケージがインストールされていなかったので、これを導入します。
パッケージ名はsysstat。

Name : sysstat
Arch : i386
Version: 7.0.0
Release: 2.fc6
Size : 369 k
Repo : installed
Summary: The sar and iostat system monitoring commands.

Description:
This package provides the sar and iostat commands for Linux. Sar and
iostat enable system monitoring of disk, network, and other IO
activity.

インストールは

#yum install sysstat

とか適当にやってください :D

あとは、インストールされたスクリプトをcronに仕込みます。

#crontab -e

 

#15分毎にサーバ情報を取得
*/15 * * * * /usr/lib/sa/sa1 1 1

#sa1で作成した情報を定期的にレポートといらないファイル削除
53 23 * * * /usr/lib/sa/sa2 -A

デフォルトでは1週間でファイルが削除されていきますので、伸ばしたい場合は

[/etc/sysconfig/sysstat]
HISTORY=7 ←ここを変える

を適当な数字に変更をします。

できあがったファイルは

sar -A /var/log/sa/sa[日付]

などで見てください。
オプションで重要なのは

-A 全情報

-u CPU利用情報

-r メモリ情報

が良く使います。私は。メモリ情報の詳細は以下です。久しぶりに使うと忘れてますので覚書。

kbmemfree
 利用可能なメモリ利用

kbmemused
 使われているメモリ数(単位はKB)。kbmemfreeには含まれない。

%memused
 メモリ利用率

kbbuffers
 カーネルがバッファで利用しているメモリ量(単位はKB)

kbcached
 カーネルがキャッシュするのに利用しているメモリ量(単位はKB)

kbswpfree
 利用可能なSWAP領域

kbswpused
 利用済みのSWAP領域

%swpused
 SWAP利用率

kbswpcad
 キャッシュされているSWAPメモリ量。
 (一度SWAPされたものがメモリに乗るらしい)



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